FCTV TOPページ mitene TOPページ > メールサービス > IMAPとPOP
■IMAPとPOPどちらを利用すれば良いですか。
-
POP接続
-
POPはサーバにあるメールをパソコン等の端末にダウンロードして、端末上でメールを管理する仕組みです。
メリット:パソコン等に保存したメールの削除・移動等を素早く処理でき、端末の容量が許す限りメールを保存できます。
デメリット:複数のパソコン等でのメール利用は使い勝手が悪い場合があります。また、同時に複数台の端末で受信を行うことができません。
上記から、1台のコンピュータしか使わない
または
メールを読むコンピュータを一台に決めている場合は
-
IMAP接続
-
IMAPはサーバにあるメールをパソコン等の端末にはダウンロードせず、サーバ上でメールを管理する仕組みです。
メリット:サーバ上でメールを管理しますので複数の端末での利用に優れています。また、開封状態等も共有されますのでメールを一元管理することが出来ます。
デメリット:メールサーバーの容量制限(現在は5GB)に達した場合、不用なメールをサーバ上から削除しなければ、新規に送られたメールを閲覧することができなくなります。
上記から、複数のコンピュータでメールを管理したい場合やスマートフォンなどで外出先でもメールを見たい場合は
■IMAPについて
「IMAP」とは、受信メールをサーバ上で管理し、メールソフトに表示させる受信方式です。
このため、外出先でも、お持ちのスマートフォンやタブレットでご自宅のパソコンと同じようにメールの確認ができます。
今までの受信方式のPOPでも「サーバに残す」や「サーバにメッセージのコピーをおく」という設定を行えば、他のパソコンや、スマートフォンからでもメールを見ることができましたが、1台目のパソコンで不要なメールを削除しても、2台目のパソコンで受信を行うと削除した不要なメールを受信してしまいます。
IMAPではメールをパソコン等の端末にダウンロードせずに、サーバ上で管理・閲覧しますので1台目のパソコンで既読・未読・削除を行うと、2台目のパソコンで見た際にはそれらが反映された状態でメールを読むことができます。
「webメール」を複数人で利用すれば同じようなことができますが、webメールはインターネットに接続できない環境では利用することができません。「IMAP」は、インターネットに接続できなくても、最後に受信していた状態のメールを見ることができます。
IMAPは便利な機能を備えていますが、メールを見たり削除するには、常にサーバと通信を行う必要があり、メール数が多くなるとメールの一覧を取得するだけでも時間がかかります。また、容量の上限に達すると新しいメールを受信することができなくなりますので、定期的に不要なメールを削除する必要があります。
このため、従来ではPOPでの受信方式が提供されてきましたが、インターネットのブロードバンド化やサーバの性能向上等により、IMAPでの受信方式の提供も増えてきています。